low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

無題

朝8時に起床。前の晩から牛乳に浸しておいたフレンチトーストをtedが美味そうに食っている。

俺は坂の下のコンビニまでコーヒーを買いに出る。甘いやつを飲みたかった。

チーコは昨日からまた一ヶ月東京へ稽古で出ている。

誰もいなくなった家で俺は机につく。コーヒーにストローを突き刺してバニラフレーバーの煙草を巻く。

昨夜から手を加えている昔の曲を再び触ってみる。良い感触がある。歌詞とメロディーを口が覚えていて、なおかつ新鮮味を感じる。新しい要素を加えても違和感が無い。これは良い兆候。

今夜はバンドでスタジオに入る。レコーディングも大詰め。NJもファイターも豪も、不摂生や体調不良はあるが精神は健康そうだ。

 

街は暮れた。19時前に再び書き進める。

俺は狭い世界に居る。それが良い悪いの話じゃなく、単にそう思う。

まれに飛び出してもみる。それでもやはり此処に帰ってくるんだ。

此処は港で、俺は漁夫か何かで、ボロ舟でもいい。

沖まで行ってみるが、常に帰ることを考えている。帰りたい、とも。

遠い街では色んな奴と出会う。最近はその名前をメモするようになった。

そいつがどんな奴だったかは俺の心に聴ける。

リンゴという文字を見て、赤くて丸いと思えるように、人の名前から思い出を辿ることが出来る。それが楽しくもある。

街の記憶の中に在る彼も彼女も、会わない内には様々な変化をするだろう。

それが彼ら自身恐怖しない変化であることを俺は祈るだけだ。

古典的に、流動的に、破滅も安心も全て変化だ。ニキビが出来るようなもの。跡が残っても俺は構わないね。

 

今、朝6時。布団に入った。少し冷える。

ふと目を閉じれば眠りがすぐそこで手招きをしている。

身体は疲れているが、不思議と頭は冴えてる気がする。

最近好きな絵描きがいる。

https://airisj.tumblr.com

森の絵が最も好きだ。

吸い込まれそうなのに箱庭のような支配欲も感じる。いつか実物を見てみたい。