low days

Kyoto Japan PIANOGIRL vo. diary

無題

明日は雨が降るという。冬の残党が猛威を振るうとも聞いた。さっき外で雨音がしたような気がしたが、今はそんな気配は無い。日付が変わり4月10日の深夜1時半を前にした頃。tedは気持ちよさそうに眠り、俺はブコウスキーを読んでた。そして少しだけ書いて眠ろうという気分になった。

自分の中にどうしようもなく燃え立つ想いがあり、しかし強固な自制の内にそれが静かな炎として揺れている。大空に立ち昇る爆炎と、雲のように形を変えるアイデア。それが俺が俺を放さない興味。糞面白くもない他人の表現に心が騒めくことすらが空疎。

俺は旅に出たい。全てが終わって目的も滅した時、旅というものだけが導いてくれる気がする。他には何も無くなったようだ。そんなことって最高じゃないか!現在というものはどうしても薄手なチリ紙みたいに思える。燃えもすれば見失いもする。それは極簡単に。

昼間、もう何年も会ってない東京の知り合いに電話をしてみた。なぜ思い立ったのか自分でも分からなかったがそうした。電話は通じなかった。留守電にメッセージを残してみたが未だ折り返しは無い。東京に居ながら孤島で暮らしているような、断絶的な人だった。今は夫婦で病を分かち合いながら生きているらしい。夫婦でバンドをやってたし、素晴らしい音だった。俺は彼の、彼女の、声が聞きたい。明日再び電話をして反応が無ければ時間を空けようと思う。重荷にさせたくない。