low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

無題

仕事は12:30から。世間は祝日。建国記念日とやらを楽しめと。少し胃もたれがする朝だった。シャワーを浴びて服を着る。洗濯物を出しとくようtedに言われる。一着のズボンを何週間も洗うことなく履き続けてしまう俺。すっかり臭うワークパンツを洗濯機に放り込んでみた。それからtedはここ何日か追い足し続けている鍋のカレーを出汁で伸ばしてカレーうどんを作ってた。俺は汁だけを茶碗に注いで飲む。出勤。寒いが夏みたいな空。

2月6日 伏見Annie's CAFEというバーでライブだった。AUXと0l私''(レイジと読む)とピアノガール。暗くなってきた18時頃、俺は家を出た。烏丸線くいな橋まで揺られそこからは徒歩。間違えて2番出口から出ると町は人気の無い真っ暗闇だった。誰もいない悪夢のような道を歩いて表側に出た。何か軽く食べようと思いスーパーに寄り、巻き寿司を1パック買った。イートインコーナーに入ってみると奥の窓際にBa.豪が一人で座って缶チューハイを飲んでた。オッス。俺も向かいに座って寿司を食い始める。この日も朝7時まで飲んでた俺はまだ酒は要らない感じ。豪はいつものようにグビグビ飲んでる。

店に着いた。薄暗い洞窟みたいな場所ですぐに気に入った。森島さんはもうDJとしてThe Isley Brothersとかをかけてた。(多分。違うかもしれないが60'sソウル、ファンク系だったと思う。)居心地の良い場所だった。ウォッカトニックを注文。聖流が遊びに来てた。彼はチキンアンドチップスを食いながらホットコーヒー。隣の机では森島さんの子ども達がオセロを打ってた。イベント中、暖房の効きが弱く吹き抜けの天井ということもあり店内は酷く寒くて俺たちは皆んな震えてた。俺はそんなことも面白かった。そうしてイベントも終了。良い夜だった。

 

個人的には最近リズムを強く意識して歌っている。ピアノガールが産むリズムに俺自身も悦として溺れていく感覚を求めている。そしてそれは充分に体験出来ている。どんな環境であろうと自分達のビート、音感、音像を全身が覚えている。俺はね。でも俺がそうだということはバンドの誰もがそうなんだと思う。この日は機材車を見送って、俺とNJは聖流の車で帰った。ほどほどにしか飲まなかったので身体の調子は良い。車窓に流れる街を眺める。心にほんの少し引っ掛かることがある。いつでもある。それを考える時、俺はいつも一人ぼっちの気分だ。話し相手や恵まれた環境があるのに、俺は自分の弱小さをただ冴えない顔で隠し持ってる。そんな窮屈さは、まぁ、誰もがそうだとも思っている。お前に出来ることなんてそう多くないのに、何をそんなに暗い顔をしてる?これは俺自身に言ってる。