low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

月末に無題

今夜はSOOZOOのスタジオ。桃歌は一ヶ月ぶりにドラムを叩くと言ってたがハリのある良い出音だった。四月からvo.聖流が地元の山口に帰ったので彼以外の3人で練習している。今日は新曲のオケがある程度完成。どのような状況になってもそれに適応して進み続けられる。5月29日の夜だった。これを書く今は日付が変わって30日の午前2時。もう6月になろうというのに肌寒い帰り道だった。

とある昼下がりに。公園の袖でポン菓子売りと目が合って、彼は俺に満面の笑みでポン菓子いかが?と聞く。俺はへへっと笑いながら首を横に振る。小学生くらいの女の子は一人でボール遊び。あの柔らかいボールを何て言ったっけ?陽光を透かす煙草の煙。新聞を読みふける中年がベンチに。とある昼下がりに。

まぁ待てよ。見過ごすような風景に心を留めてみようと、俺は大真面目に思ってる。ついぞ意味なんか無い。だが俺次第では意味があるものになる。

風景が永遠になる。たったの一瞬が脳内を駆け巡る夜の波浪となる。寄せては引き鼓膜さえ心地好く。その連続が俺の中にあって、振り返れば目視出来る道のような自信のような誇りのような命の滴りのような。それを誰かに見せたいだなんて傲慢で空疎でそれこそが無意味だと今はそう思っている。俺はアハハハとよく笑ってやろう。この先何がどうなろうと、全ては最初から狂っていたさ!うん。舌打ちのような笑いをさせてくれ。でも待てよ?いつまでもこんなことを喚いていたい訳ではないかも。

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