low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

回憶録①

 

友人と話していた、瀬戸内の島を故郷に持つ男。去年結婚して今は奥さんと二人尼崎で暮らしている。彼はこの先島へ戻ることは考えていないと言う。働き口が少ないことが大きな理由だと。なるほど。俺も故郷を離れて暮らす身として、今この手の話題には興味があった。俺個人としては暮らすことと働くことは全くの別物だと考える。近所に川や、野良として往く犬猫、小さな神社や森があっても良い。''暮らす''時、そういったものが側にあって欲しい。

祇園SILVER WINGSでのライブ。夕方聖流から電話があり、彼はホワイトウイングス?とか何とか言って笑わせてくれた。今は2:00を少し過ぎた頃で俺はもういつでも眠れるような。7月が終わっても別段何も俺には。8月も、いつもそう。だがそれぞれの季節の空は記録している。木漏れ日なんかが差す日には調子が良くなって適当なことを夜更けまで喋くり回ったりしてしまう。うーん。今ふと目に入ったのは下水に溜まった吸殻だった。

何日だったか全く覚えてないが、ごく普通の夜だった。8月の後ろ。仕事から帰ってきてからtedと近所の公園に行ったのがおそらく23時とか。児童会館?とかいうハリボテが隣接する公園で老人達はゲートボール。グラウンドは紅茶みたいな色。

10日 仕事は休み。濡れない程度の雨が散っている。朝10時にラモが車で迎えに来てくれた。それから2人で京都中の楽器屋や中古品店を周り、No Funで使うパーカッションを物色。

人混みの店や駅のそこら中で、地下鉄に乗っていてもそうだがその誰もが疲れている風に見える?俺にはそう見える。人間は本来そうなのかもな。言葉は借り物だという意味が最近腑に落ちる。