low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

2018-01-01から1年間の記事一覧

映画の撮影に参加した。

滑走の季節、12月を終わらせよう。俺は暇さえあれば隅っこに隠れた猫を捕まえる遊びをしてた。21日 大阪で映画の撮影。tedと車で向かった。行きは俺が運転をする。京阪間の下道は糞ほど混んで、結局3時間ほど運転して20時半に到着。爆弾ハウスと呼ばれる撮影…

無題

今夜も深く冷える。19日の23時を過ぎた頃に書き始める。 息は白く、家全体が冷蔵庫のようだ。部屋に放ってた缶ビールは十分冷たかったが、グラスに氷を入れて注ぐことにした。アイスビール。冬に飲むこれも悪くない。飯を食ったから身体は少し暖まってきた。…

京都GROWLYでツアーファイナルを終えた。

12月15日 冷たい雨が降る刃のような夜。風呂でしっかり温まり今布団の中でこれを書き始めた。二日前に俺は風邪をひいてしまった。午前中から身体に怠さを覚え夕方には発熱。漢方と白湯を飲み続けなんとか熱は治ったが翌日には喉が痛む始末。長年喉と付き合っ…

渋谷、高松でのライブを記録。

12月になり2週間が経とうとしている。しばらく書いていなかったが、ただ過ぎた日々ではなかった。9月の終わりに折った肋骨は完治した様子だが、まだ無理な体勢を取ると思い出したように痛む。初めてヒビを入れてから何年も定期的にやってしまうことで慢性的…

宇部でライブ、そして友人の結婚を祝いに高松へ。

11月23日 煙吐きの街、宇部に居た。前の晩遅くまで飲んでから深夜2時に京都を出発。ファイターが一人で運転を完遂し、早朝の宇部に降り立った俺たちは漫画喫茶の駐車場に車を停める。店に入って休む者と車で眠る者に別れて(こんな時大抵いつもファイターとNJ…

無題

小雨と冷気の中を帰った。11月13日の深夜3時を回った頃。今日のことを少し記録して眠ろうと思う。 夕方、tedの祖父の見舞いに行った。車で一時間半ほど、近江八幡の病院へ。病院は茶色い壁が印象的な綺麗な建物で、まるでホテルのようだった。看護師も若い人…

無題

11月8日 仕事は休み。9時頃に起き出す。押入れから炬燵布団を出して二階のベランダで干すことにした。しかしよく見ると猫の毛だらけでどうしようもない始末。粘着テープを転がしてみるが途方の無い有様。うん。一旦干して、それから考えようと思う。飯を食っ…

無題

11月6日 帰宅は22:30。仕事の内容としては、別段代わりはなかったが精神が興味を失っていた。夕方なんて酷いもんで、身体も怠くて欠伸ばかりしてた。俺は思った。やはりこの世の全ての事象は自分次第だ。巨悪の手のひらの上、踊らされる人生において、不条理…

新宿の記録

10月が終わり京都は首尾よく冷え込んできた。盆地の深とした季節が始まろうとしている。もう何日もすれば街は冬枯れていくだろう。昨夜詩を書いてみた。ここ最近俺の中に居た気持ちを確かめてみるように書いてみるが、全く言葉が出てこない。そしてすぐにや…

無題

玄関扉が開いてよく通る大きな声がする。すみませんー!俺は二階で眠っていて、聞こえないふりをする。すみませんー!!二回目も俺は無視。冷えてきた朝に寝不足もあってイラついてくる。すみませんー!!!三度目の声が聞こえると同時に飛び起きて下に駆け…

無題

俺が追い続けたバンドの理想像に最近やっと手が触れてきた感覚がある。各パートそれぞれに自分の内から出ようとする音があり、それを確かめ合うようにして一つの音像が出来上がる。周りの音をよく聞くとそれは呼吸や表情、感情表現の最たるものであることが…

福岡の記録

高速を降りたのが14時とか、その辺だったと思う。俺は酷い二日酔い、虚ろな視界にはフロントガラスを打つ雨。雨だね、と俺。今日は一日降るらしいよ、と運転手。朝6時に京都を発ち、途中宮島辺りのSAで俺は目覚めた。視界は真っ白だった。小便をして龍(今回…

スタッフとして約7年活動を共にしたaoiが今日、バンドを去る。

大阪のライブハウスで客として見に来てくれていた彼女に話しかけたのは約7年前だった。聞けばローディー(バンドに関する機材やステージの補助的役回り)の専門学校に通っていると言う。そうか、もし良かったらピアノガールでスタッフをやってくれない?俺は唐…

無題

21日の昼に書き始める。昨夜は新神楽でDAM主催のイベント。昼間NJはW.H.C.Ba.のGravityの結婚パーティーへ参列していた。機材車で会場まで迎えに行く。それから夕陽を追うようにして大阪を目指した。俺は自分の出番までに缶ビールを一本だけ飲む。吹きさらし…

夜港

可笑しなことに、鳥の鳴き声を聞くのは明け方が多い気がする。昼間も鳴いてるはずなのにね。全ての細胞が疲れ果てた朝、聴覚だけが研ぎ澄まされているのか。10月20日朝6時半、書き始めた。さっきまで深夜喫茶にseiryuと居た。帰り道の数十分で夜が終わった様…

無題

我が家にテレビは無い。俺は週に一回ほどのペースで近所の飲み屋へ行くが、それが週に一回ほどのテレビを見る時間って訳。薄汚いジジイ達とスポーツや報道を見てあーだこーだ言いながら呑むんだ。酔っ払ったジジイが俺の妻のオッパイを触ったりするのを俺と…

無題

爪の間に塗料が残ってる。鮮やかだった青や赤が全部混ざって名前の無い色になり指を染めるんだ。新しいバンドシャツを作っていた。長袖を二種類。一つは俺が好む熟語を仰々しく並べたデザインのもの。もう一つは艦船の図面をオモテ面いっぱいに配置し、その…

湖岸(10月8日に書いたものを放置していた。公開する。)

何の気ナシに暮らしていたが、もう10月だとさ!来月の友人の結婚式への招待状を今朝返送した。昔からツアーでは決して外せない街で行われる式。ライブじゃなくあの街に降り立つと不思議な気持ちがするだろうな。さて、京都の我がボロ家はどうだ。玄関棚には…

無題

10月2日 11時を少し過ぎた頃。気持ちの良い風が吹き、カーテンの隙間から真っ白な空が見える。猫二匹が今日も彼らにしか分からないルールで暴れ始める。俺は、移ろう秋の空を布団の上から眺めていた。16時、仕事から帰ったtedと外出。車を玉屋ビルに停めて上…

無題

静かに屋根を打つ雨は今夜の俺に何か話しかけてくるようだった。明日は大型の台風が直撃するらしい。9月29日の夜だ。飼い猫の大きな方がメスのGingerで、チビがオスのOlive。Gingerは滅多に甘えてこないのに、この日はずっと鳴き声をあげてはすり寄ってきた…

無題

どうやら雨はやんだらしい。表通りは今夜、花瓶のように静かだ。日付が変わり22日深夜2時、書き始める。 仕事のあとスタジオのロビーに来た。ギターの弦を交換しチューニングを正したら、適当に鳴らしてみる。ピックは無かった。明日ライブで演奏予定の曲を…

無題

さっき日付が変わって今は9月19日。読んでいた本を閉じ、布団に横になって書いてる。さっきまでOliveは隣で寝てたが、何処へ行ったんだろう。そう書く間に階段の方から物音がする。二匹分の足音だ。最近二匹は仲良くやってるみたいだが、理由は寒くなってき…

immanence

とある知り合いの絵描きは自らの作品にこう名付けた。 「immanence」 -あるものが、そのものの中におのずから存在していること- 巨大なキャンバスが一面かすれた黒で覆われた絵。その絵を俺は妙に思い出すことがある。決して塗り潰されていない、霞んだ黒。…

無題

9月12日 9時に起床。猫2匹があちらとこちらで眠っている。寒くないか?俺たちは季節の変わり目に居るね。一階へ降り洗濯を済ませて畳に横になる。昨日買った本を開いてみる。放浪する男が孤独な旅の芸術家として死ぬ話。なんとなく冒頭の季節は9月の今日みた…

9月になり初めて書く。雨の金曜日。

9月7日 昨夜から降り始めた雨はしつこく今もまだ街に居て、まんまと俺はびしょびしょだ。帰宅したのは朝5時過ぎだった。NJと録音をしていてこの時間になる。誰もいなくなった通りを走ると気分が良い。唄い出す奴もいるかもね。そんな風に唄われる唄には命が…

無題

今夜京都では五山の送り火が灯される。去年は近所の坂まで椅子を持って行って酒など飲んでみたな。京都で暮らしていると、この炎を境に夏が終わって行くような感覚がある。 8月16日 昨夜は3時に布団に入るが全くもって眠れず、脇に子猫を挟んだりして遊んで…

無題

23時半を過ぎた頃帰宅。家の前に白い大型犬が一匹彷徨うように歩いていた。どう見ても飼い犬だったが飼い主は見当たらず、自身のみで行き先を決め歩いて行くようだった。家に入りtedに言う。表に犬がいるぞ。彼女はすぐさま窓を開けて外を見るが、見当たらな…

昨日と今日を記録。酷い疲れで、あくび涙の視界で書いている。

さて、7月も最終日となる。街じゃあ夏を駆け回る子ども達が見受けられる。トチ狂った暑さも少し落ち着いたね。そして二匹の猫達は少しずつ距離を詰め始め、それを見守る人間共は心を穏やかにする。容易に。 31日22時過ぎに仕事が終わる。電話の着信が一件。…

9/26渋谷でのライブ、その道中に書く。

今は朝の5時半。足柄のSAに寄り仮眠を取ろうとしている。休憩室の天窓からは鈍い光が漏れており、あちこちでイビキが聞こえる。俺は喉を冷やさないようにタオルを首に巻いている。マスクはしない。あれは俺には効かない。今夜の唄を思い、珍しく楽しみな気持…

1時をまわった頃。俺は眠ろうとするが子猫が爪で引っ掻いてくる。

その無邪気さに負けて俺ももう少し付き合ってやることにする。Oliveは小さい。今日病院でオス猫だと判ったようだ。Gingerは少し離れた所から彼を見ている。二匹の間に友情が芽生える時を俺は楽しみに過ごそうと思う。 年内のバンドのスケジュールがある程度…