2019-01-17 無題 愚鈍な月日を過ごしていた。今、再び俺は俺を取り戻した感覚の中。季節は厳しい冬で、依然霧中のようにお先は真っ暗よ。それでも腹は減るし心乱れ、全身がこう言う。進め、と。進まなければあれもこれも未解決のままで、自身に顔向け出来ようも無い。 ただ時折、冬枯れた陽射しのような安らぎの一日一夜があり、その度に俺は自分の向う見ずさや無鉄砲な振る舞いを優しく肯定されたような気になれる。随分自分勝手なことだが、それは確かにある。