low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

右手の薬指を骨折したのでおぼつかない左手で文字を打ってる。この十年、戦争をテーマとしてひたすら怒りや悲しみを歌にしてきた。遠い戦争ばかりに、知らないことに、30歳の自分が人生の三分の一を使った。昨日も良いライブだった。叫んだ。太鼓や弦が袖を揺らした。戦争はずっと起こってた。街をすれ違う狂人に舌打ちをしたら、それは戦争だ。殺してやろうかなんて心の何処かで思ったろう?ずっと戦争中の星が宇宙から見れば青いらしいぞ。歌は良い。吹き飛ぶ。歌えなくなったら人間じゃなくなる。俺個人としてはね。ウクライナの戦争被害を写真で見ている。俺は少し声が枯れている。能天気に生きて来なかったことだけが救いに思う。戦争を考え続けろ。睨み続けろ。これは自分の為に書き残している。