24日 22:07 帰宅した。表は止む気配のない雨。
数日前、左の薬指の先が腫れて痛んだ。原因は分からなかったがポケットに手を入れるのも躊躇うほどの痛みだった。今ではもう痛みは無くなり腫れてた所は硬いカサブタになっていて、そいつを他の指でいじくり回しながらこれを書いている。
雨の音を聞きながら眠るのは良い。今夜そうしている。昼間ベトナムで暮らす友達から電話があった。本当は前の晩3時くらいに掛かってきていて、俺は気付きはしたが無視した。眠っていたから。ベトナムの通りで怪しい男に渡された巻物を吸うと体調が悪くなり死にそうな予感がして咄嗟に俺に電話をしたと言った。誰かと話をしていなければそのまま死んでしまいそうだったと。結局なんとか意識を保って無事だったようだが、俺達は笑いながらそんな話をする。笑いながら俺は内心電話を無視したことを反省してたけど。
雨は勢いを強めていく。さっきまで映画を見ていたが雨の音でセリフも聞こえ辛いくらいだった。冷蔵庫にはビールが2本冷やしてあって、脱衣所に靴下の片方が落ちてる。underworldのCDが一枚ぽつりと置かれた机と、床にはそろそろ掃除機をかけたい。今3:33。今夜誰からも電話はない。
