low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

無題

月曜休日の27日。10:00からSOOZOOの練習だった。聖流抜きの3人での練習もいくらか慣れてきた感じ。13:00に終わってそれから煙草を吸いながら(本当に多分、3人共ずっと吸ってたと思う)最近見た映画の話などをする。ソファにだらしなく横になって貴重な休日だというのに閉じ込められたような部屋で悪くない気分。夕方になって小山がパフェを食いたいと言い始めたので街へ出ることとなった。蒸し暑い夏の京都。桃歌は燃えるような朱色のシャツ。小さな掃除機くらいあるパフェに俺たちはスプーンを突き刺しまくった。店を出て向かいの煙草屋の灰皿で一本だけ吸う。すると細やかな雨が音も無く降り始めた。

ここからは翌日の夜の記録。駐車場は月灯りの下、街はそれそのものが寝床のように静かだ。俺はというと自らの内に燃え上がってくる何かを感じていた。指の腹で砂利をこするようにして小石をつまみ放り投げてみる。どこかの排水口に落ちてカランと音がした気がする。清々しい気持ちで夜を終わらせようとして走り始めると気付いたことには、夜空は沸騰した味噌汁みたいに曇っていてどこにも月は無い。妙に明るい夜だったのは気のせいだったかも。でも俺は思う。気のせい、という自分だけの感覚は大事にしなければと。