low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

無題

18時までスタジオ番をして19時からはens.のゲネプロだった。3時間一つのバンドの音を触り続けるとメンバーそれぞれの音が持つ深い所でのプライドが見えてくる。

終わって一本だけを飲み昔話を少々。

帰ってすぐに眠ろうとしたが浅い所をずっと彷徨っていた。4時 toeが泣いてきたタイミングで俺とtedも起き上がる。俺は台所で飯を食ってみた。そういえば夕方焼きそばパンを食っただけだった。今日は朝の病院が終われば美術館に行く予定。久しぶりだ。もう1時間だけ眠れそうなら眠って、また今日のうちに書きに来るかもしれないし来ないかもしれない。まぁ何にしても、今日アニキの表現を改めて目の当たりにして俺は再び炎を貰ったね。

人が亡くなる。

場所が消え失せる。

新しきが産まれる。

心を見つける。

ただこの連続の中に居て、眠れないこともあれば、間違いもするだろう。自分は自分で騙してやれよ。歯も立たない現状に直面するとまず何からやれば良いのかと考えるが、色んなこと同時に進めてみるのも良いかもな。

美術館の内容はルーブル美術館から来た西洋画で、''愛''についての作品が集められていた。風俗画、宗教画、そのどれもに西洋社会の歴史と有様が描かれていた。俺としては愛という普遍なるテーマはまぁ置いといて、単に目の前の絵から何か受け取ってみようと歩廊した。説明文など無い方が良いのに、あんまり臭う感じだ。

全てを見終わり建物を出ようとしたがまだ他の展示が見られると看板で知り引き返す。日本の画家達の作品展だった。何のテーマも無く、ただ日本中の画家が作品を展示している様子。

俺は風景画が好きだ。上高地から見た穂高連峰や、唐松の紅葉、釧路の寂しい通りをただ描いたもの。そういうものが静やかで良かった。

美術館は岡崎という昔住んでた町にあって、俺たちは用事が終わればすぐに家に帰った。途中近所のスーパーに寄ったかも。右京区は斜陽。金曜日の夕暮れは車通りも多く。