low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

5月中頃、とある休日に居た。

 

16日は休みだった。えーと水曜日か。職業柄、曜日感覚が無いのでこういう時はいつも携帯のカレンダーでそれを確認する。午前中は用事で出ていた。帰宅したのは14時頃だったか。神社も暑さでバテている。早くないか?夏はこれからだと言うのに。それからギターを弾きながら今回の作品のあれやこれを考える。ちーこの部屋から墨汁と筆を引っ張り出した。探したが、半紙が無い。その辺の紙でいいか。

今作のタイトルがやっと決まった。俺の中で混沌とするイメージをなんとか短い言葉でまとめることが出来た。それを墨で書いてメンバーに披露しようと思った。此処ぞ!という場面は大切。筆を持つ手に力が入る。今夜のスタジオで見せよう。

夕方仕事から帰ったtedと街へ出た。立ち飲みで一杯。俺はビールとハイボール。彼女は冷酒をオンザロックで二杯。それから金が入ったら買う予定を立てていたものを探しに繁華街の方へ歩く。

今年の始め、福岡の友人夫婦に子どもが出来た。そのお祝いの品を贈りたかった。京都では少し有名な和物雑貨屋で子ども用地下足袋を見つけた。白い生地に染め上げられたまばらな柄。柄が何を表しているかは不明だったが、並ぶと小さな芋のようで良い。これをください。店員に訊けば子どもの成長は早いので履ける時期は長くて一年。かつ、まだ生後三ヶ月の子なら履けるようになるのにあと一年。tedは言う。それまで健やかに育つように、と。なるほど。俺は妙に感心する。

それから手芸屋で布を四種類買った。カイシュウが考えた新しいデザインのパッチ用に。明るい色2色とベーシックな白と黒。千円ほどの経費。

軍物を置く店にも寄った。Dr.ファイターの誕生日プレゼントに何もあげてなかったのでズボンを一着。ウエスト100センチだけど大丈夫かと店主に聞かれる。大丈夫、、だと思う。俺は自分のウエストも知らないので100センチがどんなものなのか分からなかった。ベルトをがっちり締めれば大丈夫だろうという結論に落ち着き、店を出た。さぁ家に帰ろう。

21時。腹が減っていたので飯に生卵を落として食う。鰹節と納豆も入れた。それから俺は二階に上がって、少し眠った。スタジオは23時からだった。