low days

Kyoto Japan PIANOGIRL vo. diary

無題

4月の終わりは無味乾燥としている。多くの人はもう5月を待ってる。21日よく晴れた昼間の星池公園に居た。ライブを控えた俺と火暗し、二人でベンチに座っていた。それにビールと缶コーヒーが並ぶ。2〜3年前共にA級をやっていた頃は毎日のように顔を合わせた彼。どうでもいい話は無かった。生活、音楽、表現、そのどれもが自分の目で見てきたことであり、人に会って話したいことの全てだ。時折やってくるサッカー少年達の暴れ球に会話が遮られることさえどこか心落ち着く感じがした。こんな日は5月だ。まだ4月のはずだったが。

先の話をすれば夏前に鹿児島遠征が決まった。東京でも二日間のライブが決まりそうだ。今はローストブレンドを巻いてるがその頃にはまたバニラフレーバーを吸っていると思う。俺は西日本へ望郷の想いがある。悲しい歴史を持った西の街へ行く度、俺は必死に何かを持って帰ろうとする。住み慣れた自分の街で糞にもならん毎日なんて当然。文句は置いていけ。自分自身に正しく生きる奴を見ると俺もまた靴紐を結び直せる。どうしたら良い?どうにもならんよ。大切なのは作り続けること。それくらいだと思う。前進と言い換えることもあるが、日々に身を淀ませたまま作り続けるという姿勢に最近は惹かれる。ふと何となくそう思うので''惹かれる''と表現する。

日付が変わり24日の午前4時半に書く。今日はSOOZOOのイベント。夜鳥の号令は俺がベースとしてバンドに加入してから始まった。今夜も四条烏丸を酔っ払って歩くだろう。大きな声も出すかもしれん。もし君が彷徨うようにして辿り着いたのなら、お湯割りを飲めばいい。浮ついた仕事も、人に言えない秘密も、癒えない過去も、身体を温めればほんの少しはマシだと思う。

theoremのアルバム発売日だ。明和さんの遺書にあった「胸の熱くなるようなアルバムを」という勝手な約束を昂然と果たしたtheorem。ファイヤーバードが鳴る。聴こえてくるのは英雄的でも悲劇的でも無い、唯何らかの意思を持った音。人間がやる必要性が奪われ始めた頃、光を失わない音。