low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

無題

日付が変わる頃に眠り始めたが2時間ほどして目が覚めてしまう。何度も寝返りをうち、どうやったってまだ眠れそうにない。別段として書くことは無いが、書き始めてみる。

年の暮。数日前に2〜3日雨が降って色鮮やかな並木の葉は路上に落葉した。写真は近所のセブンイレブンの前で撮った。枝にしがみつくように残った葉がまだ黄色いことに心が浮くようで、反面、枝を揺らせたらどんなに綺麗だろうという気持ちもある。誰かが掃いて盛った落ち葉の小山を思いっきり蹴り飛ばしたら、その痛快さは他に無いだろうと夢想して道を歩く。雨の夜なんかは、狂気染みて光る水たまりに勢いよく飛んで着地してみたくなる。

そうしてみたくなった時、気が付く。この騒がしい心臓がどこかしら穏やかにその脈を打っていることを。脈拍の余裕。これは大切なことだろう。''真似出来ないから面白い''ことを見極めた上で、俺に出来る面白いことが見えてくるといい。ええっと。暗闇の中携帯の画面を前にして、糞な気分になってきた。眩しいくせにこの端末の中広がる世界に輝かしいことなど一つも無い。片目で覗くだけで十分なのに心まで持っていかれた阿呆共にかけてやれる言葉はもう一つとして無い。

思えば虚無と共に突き進んで来た。手荷物程度の情熱より信じるに足る虚無。やりたい気持ちはあるのに何をやりたいのか分からない。最高じゃないか!と思う。俺は。いつも気付いた時には''何か''を成し遂げていた。行動や、ましてや動機の記憶などあるはずもない。ただ終わった時に終わったということを確認した。翌朝の身体の傷や怪我、異常。そういったものが分かりやすくて良いと、俺は思うけど。

4時を過ぎた。眠たい気がしてきた。12月29日。今日いっぱいを働けば仕事納めだ。年が明けてからtedの実家がある滋賀へ行き、それから広島へ帰る予定。道路の凍結を心配している。

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