low days

Kyoto Japan No Fun / PIANOGIRL vo. diary

2018-01-01から1年間の記事一覧

無題

少し書いていなかった。 京都は7月になり猛烈な暑さで、祇園祭の為全国から観光客が集まっている。だが俺たちはいつもと変わらぬ生活をし、その中に産まれる些細な感傷の記録を何らかの形で刻み込んでいる。心に、ノートに、ネット上に、友人との会話の中に…

無題

7日夜眠る頃になって身体に異変があった。節々が怠く喉も少し痛い。アァ最悪!俺は思わず叫んだ。このまま熱が出て夏風邪の俺。目に見えてた。すぐコンビニへ行きデカいアクエリアスを二本買う。この夜は1時間置きに目覚めてフラフラになりながら小便に行っ…

2時を過ぎた頃帰宅。酷く疲れていたのですぐに眠ろうと横になるが、もう1時間が経とうとしていた。

扇風機の首振り、その一定のリズムが余計に時間経過を感じさせる。7月を3日が過ぎ、ジメジメと夏が漂ってきている。23時に仕事は終わったが、それから別件の用事があり伏見まで出ていた。個人練習に入ろうとスタジオに来ていたファイターと豪が付いて来てく…

無題

30日、俺には久しぶりの日曜休日。tedは転職の面接で街へ出ていた。正午くらいに合流する。彼女を待つ間、俺はファーストキッチンへ入りアイスティーを注文した。それを半分も飲まぬ間に店内の強過ぎる冷房で俺の身体はすっかり冷えてしまった。もう何年も冷…

ぼうっとオレンジ色に浸る部屋で書き始めた。夏がすぐ其処まで来ているというのにこの肌寒さはどうしてだ。

異常は留まることを知らない。気象も、人間も。君は人生を劇だと思うか?俺はそう思う。舞台の上で果てしない時間を掛けて演じている。その中途では、俺たちは気付けない。もしもどうして気付いた彼は悠久なる静寂の中へ踵を返すだろう。その前に有るとすれ…

今年も空梅雨なのか、さほど降らない。アルバムレコーディング最終過程にさしかかり日々、朝になって帰る。

今年頭から始めたアルバムレコーディング。隙間を縫うようにしてやり続け、やっと昨夜最終ミックスが終わった。6月13日。 昼の12時に開始、家に帰ったのは朝6時。11日も16時から朝までやったと思う。 俺のこだわりやアイデアをエンジニア朝倉氏が形にしてく…

6月9日、PAの仕事としてハードな内容の日を終えてNJとseiryuと合流。二杯ほど飲んでからseiryuの車で帰る。

家の隣、大きな寺の境内に俺たちは居た。深夜2時くらいだったと思う。自販機でコーヒーを買い、門の柱に寄りかかるようにして座った。俺たち以外に誰もいない。 俺たちは色んな話をした。俗と反俗について。川端康成について。自分の犯した過ちを吐露したり…

無題

深夜4時を回った頃、書き始める。 さっきメモ帳に残っていた過去の記録をここに上げてみた。だからどうって、俺も知ったこっちゃない。この一年ほどの記録。まだ他にもあった。またここに書き残すかもしれない。 今夜はずっとDirty Threeを聴いてる。Sometim…

これも休日の記録。

7月10日。明日は台風が来るという。 昨夜も雷雨で、俺は窓を開けてその雷音を録音していた。一度大きなやつが鳴る。録音を見ていた神社は驚いて背中を丸める。 今夜も俺は扇風機の首振りのリズムで眠る。午前四時を過ぎた頃。隣の豆腐屋はもう仕事を始めてい…

去年の夏、休日の記録。写真はその時撮ったものをアルバムから探して貼り付けた。

7月18日。何でもないような一日を記録する。 昼前に起きて立ち呑み屋へ。仕事は休みだった。ビールと酒を一杯ずつ。常連らしき爺さんと店員の会話。しばらくでしたね。病気しててな。煙草はやめない?煙を鼻から吐きながら爺さんは笑う。 俺は一人だったしす…

昨夏、山口県宇部市への遠征の記録。そして今でも鮮明に覚えている冬の入り口を散歩した時のこと。

2017年8月6日、山口は宇部でのライブを終え今は朝の9時。京都に帰ってきた。Dr.ファイターの家で皆で横になっている。さっき俺は黙祷をした。ちょうど72年前の今日の悲劇へ。酷く疲れていて、ぼうっと天窓の光を見ている。 宇部に俺たちを呼んでくれたのは17…

そして知覧への回想、バンドでの鹿児島遠征覚え書き。今回アルバム「青天井」に収録する曲にこの時の思い出を書いたものがある。

今年の四月。俺は鹿児島知覧に居た。特攻隊の史実をこの目で見てみようと思ったからだ。かつて航空基地があった場所や隊員が暮らした兵舎を見て回り、彼らの心の拠り所だったという旅館に宿泊した。実際に出発前に食ったという飯を食い、旅館の女将から色々…

去年、NJのバンド加入と沖縄、そして神社の誕生日を祝った記録。これも携帯のメモ書きに残っていたもの。

午前2時。眠る前に書く。今夜は家に俺と神社だけ。 夕方から色々と作業をしていた。新しいTシャツの版を作るためしょうちゃんと木枠を探しに出る。ホームセンターに手頃なやつがあった。そのボード部分をぶち抜いてシルクスクリーンを貼る。 19時からニ時間…

これは3月の記録のようだ。アルバムのレコーディングはゆっくり、半年間を使ったことになる。その間の記録として残す。

10時頃起床。そうか、昨夜tedの部屋にギターを持って上がっていた。結局弾かずに眠ったが。下に降りて便所へ。この家の便所は縁側の奥にある。小さな庭を囲むように洗面所、風呂、便所が並ぶ。台所から縁側へ出る扉を開けるともうすっかり春を感じる気候だっ…

携帯に残っていた一年前の記録。なんでもない日の記録が俺には大切で、内容からしてちょうど一年前の今頃だと思われる。

tedの布団に二回も小便をしたせいで神社は部屋から閉め出しを喰らってた。今夜も例に漏れず戸は固く閉められている。その向こうで彼女は何かを訴えるように鳴いている。階段をバタバタ上り下りし、騒ぎ立てている。もう眠ろうとしていた俺だが、あんまり騒が…

奈良の記録と、その翌日は。

11時のアラームで目覚める。まだ少し酒が残ってる。昨夜は奈良でライブで、メンバーでは俺と豪だけ飲んでた。ほかの皆はシラフで、それでも楽しそうにやってる。机の上は空き缶だらけで、トドメを刺すように吸殻まみれだ。 ヘンが俺を見つけてやって来る。バ…

6月最初の日。

9時に起床。薄灰色の雲の隙間から光がだらしなく漏れている。約一ヶ月もの間東京で劇団公演をしていたチーコが早朝、我が家に帰って来ていた。大きなキャリーバッグが2つ。リビングに置かれたそれは30日間の疲労と充実を物語るようだった。 今秋、ピアノガ…

三時の。

朝になって眠る。眠る前、どうせ眠りは浅く、早くに目が覚めるんだろうなと思いながら。案の定4時間ほどで起床。カーテンが揺れ、窓から心地よい風が入った。しばらくそのまま天井を眺める。段々頭もすっきりしてきて、俺は何か独り言を呟いたと思う。よし!…

5月中頃、とある休日に居た。

16日は休みだった。えーと水曜日か。職業柄、曜日感覚が無いのでこういう時はいつも携帯のカレンダーでそれを確認する。午前中は用事で出ていた。帰宅したのは14時頃だったか。神社も暑さでバテている。早くないか?夏はこれからだと言うのに。それからギタ…

昨日とは打って変わって快晴の月曜日。

昨日とは打って変わって快晴の月曜日。 朝まで起きていた俺は11時頃に起き出す。季節、暑くなってきたので部屋に散らかってる半袖の服をまとめて洗濯することにした。机の下や服と服の間に埋もれているTシャツをかき集めて洗濯機へ放り込む。俺は未だに柔軟…

無題

5月9日昼間に書き始める。 昨夜でピアノガールのレコーディングも終盤を迎えた。東京、京都の二日ライブを終えそのまま朝からGROWLYに集まる。毎日会ってるな。もうネタも尽きたろうに、まだ些細な言動で笑いが起きる俺たち。スタジオで最終の確認(といって…

無題

強烈な朝日が富士の右肩から容赦なく車内を突き刺している。新東名高速道路を走っている。 夜の2時に京都を出発し最初の運転はSOOZOOの聖流。今回帯同してくれている。沼津辺りで運転はファイターが交代し、車は五人の男を載せて走っている。葵は用事で前乗…

正午前に起床。表はカラッと晴れている。

一階に降りて水道水をコップ一杯飲む。 時計には無意識に目がいくもので、昼の12時を少し過ぎていたか。その辺りを記録する。 そのまま台所で洗い物を片付けて、ふと漏れる光に連れられ縁側に出てみる。 ''一人つまらない顔に陽射しゆるやかに降り注ぐ'' 俺…

無題

朝8時に起床。前の晩から牛乳に浸しておいたフレンチトーストをtedが美味そうに食っている。 俺は坂の下のコンビニまでコーヒーを買いに出る。甘いやつを飲みたかった。 チーコは昨日からまた一ヶ月東京へ稽古で出ている。 誰もいなくなった家で俺は机につく…

夜になっても雨は降り続けた。

昨夜思い立ち、古い未完の曲に歌詞を書き加えていた。ある種、当時の自分を懐かしむような気持ちで。昔の曲だ。現在の解釈はどうだ。 途中冷蔵庫からビールを取り出して飲んだ。コンビーフの缶もあったのでそれも食ってみる。もう夏夜のようだった。表では虫…

夜の白川、アスファルトに座って話した。

疎水通りへ続く道がある。 川端三条をさらに東へ、途中小さな橋の手前を北に入ればその道に出る。 水かさの無い静かな川が白川で、桜の花びらがそこを生き残りのように流れていた。 19日の夜、俺は友人とそんな風景を見ていた。 見ながら、又せせらぎを聴き…